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【2024/05/22 02:09 】 |
【リペイント】"Half Age Girl" ミーア(通常版)【前編】
ついカッとなって衝動買いしたルージュの置き場に困t 来るべき機体の格納場所を確保すべく、部屋を片付けてたら出てきました↓

酷い有り様でございます(´・ω・`)

そんなこんな、可哀相なんで塗り直す事にしました。
今回の作業はじっくりのんびりマターリ進行、記事で扱った作業の日数は4日ですがまだ終わってませんので悪しからずご了承を<(_ _)>

拍手

【作業1日目:解体・洗浄】

白状すると初めてのリペイントなもんで、先ずは匠の皆様の技術をネットにて拝見しつつお知恵を拝借する処から始めました(ぉ

基本となる解体作業はお湯で煮込むと良いらしいとの事だったんで、百均でお鍋を調達してくたくたと煮込む事にしました。

実は別件(はっちゃけ早苗さんキーホルダーのリペア)のついでだったり(爆
ともあれ、くたくたと煮込んでちみちみ剥がし、剥がし終わればまた次のパーツを剥がす為にコトコト煮込んで…という作業の繰り返しとなります。パーツ自体は熱湯に放り込んだら直ぐ柔らかくなるものの、接着剤自体はかなり強いんで少し根気の要る作業かと思います。
当たり前ですが、くたくたと煮込んでる内に煮汁(?)が蒸発して減ってくんで、適宜追加するようにしましょう。
今回は全部バラすのに掛かった時間は大体3時間です。少なくとも暇を持て余して横で煮込んでた切り干し大根に、これまた良い具合に味が沁み込む程度には時間が掛かります(ぉぃ
こうして手間隙かけて煮込んで解体した各種パーツは、失くさないように鍋にタオルを敷いてその上で乾燥させます。乾いても次の作業は現状を確認してからのお話なんで、取り敢えず乾けばいいです。


おまけ@煮汁

画像だと判り辛いですが、見るからに有害な色をしてました(ぉ






【作業2日目:現状確認>塗装はがし>洗浄】
一晩ちょい置いてから現状を確認します…が、実はこの段階で接着剤の残骸をナイフなどで削って剥がし、合わせて目に見えて目立ってた“バリ”をやすりで擦ってて均しまてあります。
敢えて大雑把な乾かし方をしてたのも、分解した段階で既に接着剤の残骸が大量に残ってる事を確認してたからでして…(^^;


1) 顔

必須事項は剥げちゃった眉毛の修正、あと肌を塗り直すくらいで何とかなりそうです。
目は思ったより褪色してなかったんで一先ず保留。


2) 頭部


陽に当たらず塗料がほぼ元の状態で残ってる内側と比較すると一目瞭然ですが、チャームポイントともいうべき髪が褪色の一番酷い部分です。
しかしここは敢えて褪色した塗装はそのままで、上から重ね塗りする形で修正しようと思います。
同じく陽に晒されて褪色してそうな髪飾りは、(敢えて手を加えるとすれば)表面を削って薄く塗り直す程度で良いかと思います。


3) ボディ

接着剤の残骸を取ったりバリを削った過程で塗装が少し剥げてしまいましたが、一見するとちょいちょい修正するだけで行けそうな気がします。

…が。





バリが取り切れてなかったり元から厚塗りと、ちょいちょいと看過できそうにない問題点が見受けられますね。

←特にこのケープ部分の厚塗り


ここに上塗りするとかなり厚ぼったくなり、組み立てに支障が生じるのではという懸念が脳裏を過ぎります。
ここは状態をより細かく確認する為にも、思い切って全ての塗装を剥がそうと思いました。

で、使ったのがコレ↓

ネイルリムーバー、またの名を除光液といいます。
マニキュアやペディキュアといった爪の化粧(ネイル)に使う道具というか、要は化粧落しの一種なんです…が、立派な有機溶剤です。何故なら爪のお化粧に使うネイルゲルという代物は、タミヤブランドでお馴染みエナメル塗料だからです。
ガンプラ等の塗装にタミヤブランドをご愛用の方の中には、マンマの除光液を塗装剥がしに流用してマンマに引っ叩かれたという方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?w
化粧落しなんでアロエ成分とか保湿剤が入ってるものがありますが、目的は塗装を剥がす事なんでノーマルなものを選ぶといいかと思います。
なお、今回のような“厚化粧”を落とすとなると多量の除光液を使う事になるので、必ず換気をし、且つ、ニトリルかラテックスの手袋を嵌める事を強くお勧めします(肌につくと荒れます)。
それとガンコだからといって浸け置きなどすると、パーツが毛羽立ったり脆化したりするんでご注意を(ぉぃ
一通り剥がし終えたら台所用洗剤などで洗浄し、台座に固定して乾燥させます。


八つ墓村でも犬神家もありませんw


画像にある台座ですが、柿の葉寿司の空箱に各種段ボールを適当に詰めたもので、支柱兼持ち手は使い古しの割り箸にガムテで目玉クリップを固定したものです。目玉クリップはこの為に買ったものですがあとは廃材利用となってます。
段ボールはぎっちり詰めず、折り曲げるなどしてわざと隙間を作っておくと使い易いと思います。あと少しスペースを作って、後々使う道具などを適当に突っ込めると使い勝手も向上するんじゃないでしょうか。
固定用の支柱に使った割り箸ですが、極めて個人的な意見ながらセブンイレブンの竹割り箸が細さや厚さなど総合的に一番扱い易いです。
それと柿の葉寿司の具は鮭が一番好きです(^q^)<訊いてねえよ

なお、塗装を剥がす為に使った綿棒やティッシュの残骸ですが、一応↓な感じでビニールで密封して捨てましょう。

日光で発火の危険がある夏場でもなきゃそのままポイでいいと思いますが、剥き身だと途轍もなく臭いです ('A`)ウボァー


…あ、やべ( ;゚Д゚)

4) スカート
忘れてました(爆

…えーっと。
余裕があったら少し手を入れるとしましょうかねえ(ぉ






【作業3~4日目:“気泡”の修繕と研磨+洗浄】
乾燥後、塗れるかどうかの最終確認をしました。
で、案の定というかやっぱり問題発見>型に材料(液体にしたPVC)を流し込んだ時にできる事がある凹凸(バリ)です。今回、目立ってたのは3箇所でした。

1) 胴体と一体型になってる右足


2) ケープ(?)


3) 後ろ髪


ここはタミヤのエポキシパテ(高密度タイプ)で埋めていこうと思います。
使い掛けなどで硬くてよく混ざらない時は、水を少し加えてネリネリコネコネすると良い具合に混ざってくれます(※但し硬化時間が変わるので注意)。
あと、本当はグローブを嵌めた方が良いんですが、水を加えた事でにちゃにちゃと張り付いて作業にならんので素手でやったのはここだけの話(ぉ

研磨する事を考え、少し多めに盛ります。
箱書きによれば20~25℃で凡そ12時間で硬化するとの事ですが、混合時に水を使った事と乾燥中に雨が降った事を考慮し、箱書きの時間よりも長めに時間を取りました。
//↓の画像は硬化後です

1) 胴体と一体型になってる右足


2) ケープ(?)


3) 後ろ髪


固まったのを確認し、サンドペーパーなどで削って元のパーツと均していきます。
で、削ると↓のような感じになりました。

1) 胴体と一体型になってる右足


2)ケープ(?)


3) 後ろ髪


足だけ(目測を誤って・爆)パテが少なかったようで、磨いたらちょっと気泡が残っちゃったんですが、ちょっと実験したい事があるんで敢えてこのままにします。
それと折角なんで他のパーツも各々磨きつつ、うっかりモールドが埋まっちゃったらナイフで軽く傷を付けるというか薄~く彫るなどして“目印”をつけときましょう。




研磨したら再び中性洗剤とぬるま湯で洗浄し、件の台座で乾燥させてる間に…。

ちょっくら鯛めし食らってきます!(ぉぃ






【c.f. 研磨に使った道具を晒す】

主に使ったのはモデラー御用達だろうタミヤの“フィニッシングペーパー”です。
#400・#600・#1000の三種類が入ってるんで、コレ一つでバリ取りなどの荒削りから仕上げまでの研磨ができる優れもの。今回使ったのは#600(バリ&凹凸取り)と#1000(仕上げ)の二種類です。
実は最初の研磨で横着をこいて一発で終わらせようとし(ぉぃ、WAVEの“ヤスリスティック【ハード2】細型(#800)”を使ったんですが、こちらは湾曲したパーツの研磨には全く向きません。
逆に平面であれば細かい部分の研磨にも対応するんで、ペーパータイプを使うかスティックタイプを使うかは、パーツの形状や大きさで使い分けるのがベターだと思います。
因みに今回は髪飾りの仕上げのみ、ヤスリスティックでやりました。
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【2013/04/27 13:00 】 | フィギュア累々 | Comment(0)
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