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【2024/05/01 06:04 】 |
遠野幻想旅物語 1日目


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あれはだ(マテ


否、嘘じゃありません。確かに東京には寄ってますw
12日は間違いなく東京駅で途中下車をし、コインロッカーに荷物を叩き込んで有明まで行きました。
カタログではなくチケットで入った上に何も買ってないってだけです(ぁ
厳密にいえば“友人が参加してるってんで道すがら立ち寄った”となります。今年の1月にフラリと行ってから思う処というか含むものが蟠って膨張の一途を辿ってるもんで、友人知人恩人がいない限りよー近付きませんよ(この件のgdgdした私見は今回の旅行と関係ない上、既にTwitterでブチ撒けるだけブチ撒けてるんで割愛)。
あ、宿の近くにあったね○しで麦入り炭酸飲料((c)ビールクズ)と一緒に牛タンも食べましたよ。
西でも炭火で牛タンを食わせてくれる店が増えてくれたお陰でめっきり疎遠になってましたが、思えば○ぎしの牛タンなんて何年振りだったんだろうか?(遠い目
そんなこんなで真の意味における“旅の始まり”は京都ではなく、東京からになりました。





> 橙に会いに行く道程
最終目的地は遠野なんで盛岡乗換えではなく新花巻乗換えが切符の立て方としては正解なんですが、往路の特急券を13日京都発前提で立ててた関係で少々ややこしい事になってます。
本来ならば朝イチで倒壊道おっと東海道新幹線に乗り、東京で東北新幹線に乗り継いで一気に盛岡まで北上し、東北本線で花巻まで南下して釜石線に入り、最終目的地の遠野に至るという計画だったんですが、先述のとおり友人に土産爆撃をおみまいs…もとい、有明のイベントに参加してた友人恩人に会う為に東京で途中下車して1泊した為、結果として些か回りくどくなってしまいました。
全ては快速はまゆり3号を捉まえる為の時間配分だった訳ですが、出発当日の東京乗継を前提として押さえたこまち9号の20分前に発車するやまびこ43号に乗れば、わざわざ盛岡まで北上して新花巻まで引き返す必要はないんですよね(ぉ
しかし何が幸いするか判ったもんじゃない。12日東京泊という日程変更のお陰で、台風から無事逃げ遂せる事に成功する要因となりましたので(苦笑
18号の時のようなダイヤの乱れはなかったようですが、降られる事なく北上に成功しました( *´∀`)
東急と遠征ウィークリーの始末で少々寝不足だった処にガキに後ろからシートを何度も蹴飛ばされて些か不愉快と不機嫌と疲労が蓄積してましたが、権利放棄するのも如何かと思って盛岡まで行きました。
東北新幹線の普通席に3列シートは存在しないんで、ママ様()と爺さんの間にって事だったんだろうが…ええ、断言しますが毎度お馴染みN700のガタガタシートだったら確実に大宮辺りでブチ切れてました(´・ω・`)
翻すとガキの傍若無人っ振りをある程度緩和できた東北新幹線のシートというのは、それだけ座り心地が良いって事の証明でもあります。東海見習えや( ゚ω゚ )
あと誤算といえば盛岡駅在来ホームに売店の類が全くなかった事ですかね。
新幹線コンコースが栄えてたんで「在来も何かあるやろ(慢心」と早合点し、とっとと改札を抜けてしまったのが敗因でしたorz

やっぱり哀しい(´;ω;`)

だが敢えて言おう
味噌汁よりマシだ!(目グルグル






> 釜石線のイチオシは宮沢賢治
何か宮沢賢治ちっくな異名付いてるし(;´Д`)
私は遠野までだったんで遠野までを見た限りになりますが、新花巻から先はずっとこんな感じのケッタイな異名が付いておりました。
…釜石線、そんなコンセプトで大丈夫か?


あと土日限定でSLが走ってるようで、遠野駅で停車中でした。
何か南方で似たようなコンセプトの見るからに頭の悪い基地外車両を見た気がしたが気の所為であろうそうであろう。
機関車おったし。
しかし全体像と機関車を撮る前に駅弁売りのおばちゃん2人に絡め取られ、弁当(厳密にはカツサンド)を買わされたでござる。撮影任務失敗!><
あのまま留まってたら残ってた駅弁を全部売りつけられそうな勢いだったのでとっとと退散しました(偏見
……( ゚Д゚)ハッ!!
実は駅弁売りのおばちゃんではなく山姥だったとか?(違






> ワイは橙に会う積もりで遠野まで来た筈なんやが…
実は宿を手配する時に「チェックイン前に一旦荷物を預かってくれませんか?」的なメールを送ったものの、レスが帰ってこなかったんで体よく見つけたコインロッカーに荷物を叩き込み、その足で駅前の観光案内所に走って自転車を借りました。
実は天候不順だと貸して貰えない事は下調べの時点で判ってた事なんで、到着時点で自転車を確保できるか否かについては微妙に賭けだったりもします。問題の台風は近畿にいたんで遠野に直截的な影響はなかったものの、既に雨雲が東北にまで到達してたようで雲行きはかなりぁゃιぃ。貸して貰えるか戦々恐々としつつ、カウンターで訊けば曰く「日暮れまでに戻ってこいよ」との条件で無事確保。
因みに冬場(11月~3月)は天気に関わらず先ず貸して貰えないんで、冬に行く人(そうそうおらんと思いますが)は免許証を握り締めてレンタカー屋に走るか、さもなきゃ観光タクシーのおっちゃんを手配してくださいまし
まぁ雪道確定なんでタクシーが無難だと思いますが( ゚ω゚ )

観光案内所で戴いた地図を眺めて行き先をかっぱ淵に定めていざ出陣。
あ?橙に会うならマヨヒガじゃないのかって?


妖頒布から何年経ってると思ってんだ!(血涙


実際問題、今回お世話になったお宿のご主人によればマヨヒガ狙いで遠野観光をされる方が多いそうで…特に若い方
まぁ、その……何だ( ゚ω゚ )オマイラモチツケ?
余談になりますがご主人曰く、夜中に東側の山鹿まで行けば“それっぽい”体験はできるとの事です。季節によっては2種類の絶景が楽しめて二度おいしいそうですが、マヨヒガ云々に関しては飽くまでも疑似体験なんで期待しないように(そもそも欲集れに対してマヨヒガは絶対道を拓かんって記述が原作にあるやろ!威嚇)。
だったらまだ可能性が微粒子レベルで存在を感じられそうな河童を狙うのが上策。
遠野の河童は他所と違って“赤い”そうなんで、幻想入りしてる“青い”河童のにとり本人をとっ捕まえて口にキュウリの糠漬けを突っ込む事は叶わずとも、お仲間をとっ捕まえて糠漬けをおみまいできる可能性は微粒子レベルで存在する訳でして(ゲス顔
…などという邪悪な思考を巡らせたバチが当たったのか、単に約600kmの移動で疲労困憊してた上に昼飯がしるこ缶だけで血糖値不足だった所為か定かではありませんが(ぉ、漕げども漕げども早瀬川が見えない。否、確かに川はあるものの見るからに一級河川のそれではない
川を行ったり来たりする事暫し…ふと目線を向けた先に見えたのは 遠 野 市 立 博 物 館 の看板。



    _, ._
  ( ゚ Д゚)ファッ!???!!?



要は↓(白目
幾らかっぱ淵まで30分で辿り着く計算とはいえ、30分超のロスは痛い
宿のチェックイン時間は16時でお願いしてたので、観光案内所で借りたこの自転車を返却してコインロッカーの荷物を引っ張り出す時間を勘案するに、遅くとも15時半には遠野駅に戻ってなければならない。
更に頭上の様子が芳しくない…要は降りそうだって事です。




…やばい!(ゝ'A`)ゝ




泡を喰って反転し、地図を片手に如何にかこうにか正解ルートを見付け出して早瀬川を渡れたのは、14時になろうかという時分でしたorz
時間が押してるので当然焦るものの、この⑨は何をトチ狂ったか川を渡って真っ直ぐ国道360号線を北上すれば済むものを、県道360号線(いわゆる遠野バイパス)を東に逸れるという失態(?)の上塗りを重ねる始末。
白状すると遠野バイパスから少し入った処にある“踊鹿温泉”という所が気になったから国道360号線を逸れたんですが、遠野駅近辺を右往左往した処に持ってきて、早瀬川を渡った事も重なって全身冷え冷えという状態。しかも天気は悪くなる一方…。


東北の秋は寒い!!(迫真


曇ってるんだから当たり前といえばそれまでとはいえ、ヒーコラヒーコラ向かい風を切りながら自転車を漕げば漕ぐほど身体が冷えるのは必定。そんな状態で風呂に入れば如何なるかなどアホの子でも判ります(但しチルノは除く)。
結局お目当てだった踊鹿温泉は素通りし、裏道を西に進み八幡宮の横を通って国道360号線に入り北上。緩やかながらも延々と続く傾斜をヒーヒー漕ぐ事数分、“追分の碑”の辺りからは平坦な道になります。国道360号線は俗に言う“酷道”ではなく舗装もきちんとされてる道路で、場所によってはサイクリング用の道路も整備されてるんで自転車で走ってても問題はありませんでした。
ええ、正味1h弱のロスを補填できる程度の良い道でしたよ(そっと目を逸らす


但し斯様な吹きっ晒しの田んぼ道なんで、天気が悪いと寒いのも当たり前(白目
しかも台風が来てて風もそれなりにありまして…。

ナンボ整備されてようとご不浄が近くなるのは如何かと思いつつ控えてたものの、あまりの寒さに耐え兼ねて道すがら見付けたダイドーの喋る自販機でホット紅茶を購入。
画像のとおり一見すると何処にでもありそうな自販機で、特に何も書いてなかったんでちょっとビビりましたw


足洗川バス停付近で見付けた謎モニュメント。
自然にできたものではない…多分。


国道360号線に入ってからは自転車でも20分そこそこでカッパ淵の近くまで行けますが、カッパ淵周辺には駐車場・駐輪場がないので、近所にある伝承園の駐車場に停めて歩く形になります。


駐車場と道を挟んで↓のような看板があります。
一見すると判り辛い標識ですが、要はお寺の裏手にある小川がカッパ淵なんでお寺を目指しましょう(入山時間であれば境内から突っ切れます)。


あと常堅寺さんまでの道すがらにある畑↓
遠野は国産ホップの一大供給地なのです!( *´∀`)


流石に収穫期は過ぎてて、残ってたのも枯れちゃってましたが(´・ω・`)


常堅寺の裏手に周ると目指すカッパ淵に至ります。



斯様なトーテムポールもどきモニュメントがお出迎えしてくれます。



お天気の関係なのか水質の問題なのか判りませんが、沢の水は少し赤み掛かってました。


一見すると普通の淵というか沢というにはささやか過ぎるせせらぎなんです、が…。



 



!?



(;^ω^)...



で…この“キュウリをぶら下げた釣竿”の傍に祠があります(すっとぼけ
曲がりなりにも祠なんで撮影は控えましたが、如何いう了見か祠の中には河童の像と一緒に謎のおっちゃんの写真がががががががw

それじゃ 遺 影 じゃねーか!!w(マテ

因みに後で知った事ですが、写真の主は安倍貞任氏直系のご子孫。近所に住んでた事も相俟って、カッパ淵にやってくる観光客を見付けては何処からともなく現れてガイドをしたり、沢にキュウリを仕掛けたりしたりという“変わり者”というか“名物おじさん”だったそうです…が、数年前に他界されたんだそうです。
// つまり祠の写真は本当に(ry


で、カッパ淵を一頻り散策したので駐車場に戻って昼餉というかおやつというか…
はい、遠野駅で遭遇した山ンb弁当売りのおばちゃんから、半ば押し売りみたいな形で買ったカツサンドです。これがまた(*゚Д゚)ウマー
買って1h以上経ってたのに、パサパサにもならずジューシーだったのはブランド豚の成せる業か。カツとパンに染み込んだソースのお味がまた美味でした(*´Д`)


いよいよ雲行きがぁゃιくなる一方だったんで、件の踊鹿温泉はとっとと断念。
お近くの伝承園に寄りました。

南部地方の典型的な民家で、菊池さんという方のお宅だとか。




オシラ堂は入れたものの、残念ながら曲り家は屋根の修復中で入れませんでした。残念(´;ω;`)
重文、それも定期的なメンテナンスが不可欠な茅葺屋根の葺き替えなんで仕方ないですね。
// なお11月末で終わる模様


改修中だったL字型の母屋を囲むようにして中庭がありました。

秋真っ盛り( *´∀`)



…画像がヘボいというのは禁句だ( ゚ω゚ )


お風呂は外にありました。
すぐ脇にある井戸から管を通じて水を引き込む仕掛けになってます。
…冬寒そう(粉蜜柑


お風呂の傍に水車小屋がありました。
こちらは湯屋(風呂)のような井戸ではなく、敷地内に引き込んだ水路にて稼動するタイプ。
遠野はお蕎麦も有名なんで蕎麦粉を自宅で作ってたんでしょう(適当


で、謎の1枚。
農具(?)に所有権主張とか(困惑



さて、こちらも“ご神体”なんで撮影は控えましたが、(改修中でも入れた)オシラ堂には無数のオシラ様という各家で祀る守り神が祀られてます。
このオシラ様に掛ける“衣”に願い事を書いて、無数にあるオシラ様の一柱に掛けると願い事が叶うとか何とか…。


そんなご利益は初耳だよ!!⊂⌒~⊃。Д。)⊃


なお「武蔵呉」とか「しおい呉」といったしょーもない願い事しか浮かばなかったので書かなかった模様(マテ


伝承園から出た頃にはいよいよ天気がやばかったので撤収。

参考までに往路と復路のルートを示した図面などを…
如何に往路で無駄をこいたかがお判り戴けるかと(白目


追分の碑を越えた辺りから降り始めた雨から逃れるかの如く(素直に)国道360号線を南下して早瀬川を渡り、ちゃっちゃと遠野駅に滑り込んで自転車を返却。そのままコインロッカーから荷物を引き上げてお宿へGOです!(`・ω・´)
宿帳を書いてたらふあっふあでもふもふした橙(の同胞)がお出迎えしてくれました( *´Д`)ヒトナツッコカッター
まぁ、にゃんこがいるお宿だって知った瞬間予約アタックを掛けたんですがねw
// 訊けば御歳廿伍歳との由だったんで確実に二又だw






>リアル“孤独のグルメ”
常日頃から「こういう真似は好かん!」と息巻いてますが、記録用画像なので如何かご容赦を。
先ずは“どぶろく”という名の遠野特産のカルピスです(ぁ
特産というか特区に指定されてるとかで、遠野には様々などぶろくがあります。
どぶろくと訊いて先ず真っ先に思い浮かぶのが○ッコリかと推察しますが、周知の方もおられるとおりアレは本格的であればあるほど凄まじく甘い。しかし私は甘いものが苦手なもんでちょっと警戒したものの、同じ自家製カルピスである処の○ッコリと違って遠野どぶろくは甘くない。
寧ろ遠野のどぶろくは見掛けによらず辛口なのが多いんで、井戸水((c)ビールクズ)のような辛いものがダメな人は要注意。幾つか試した感想になりますが、見掛けはカルピスで粗漉しだとお米の粒が残ってる訳ですが、味は総じて井戸水に近いです。


で、遠野行きを決定付けた名物料理がこちら。
ぶっちゃけた話、コレ目当てで宿は朝食のみにしました(・∀・)


この頃には結構雨脚が強くなってた上、週明けという事も重なり客は私一人という無双状態。
とはいうものの、私の胃袋機関には限界があるんで、無難に画像のようなセットにしました。ちなお肉・お野菜・ご飯・味噌汁・お漬物がついてお1人様1.5kという破格のお値段。
関西で羊を食おうと思ったらこの値段では利かないぞ!(迫真


絶妙な羊肉に絡む辛目のタレ!!
肉の脂とタレの味を吸い込んだ野菜!!
燃えるワイ提督の胃袋機関!!
脳裏に響き渡る勝利のテーマぁぁぁぁぁっ!!(錯乱


とにかく遠野に行って食え!!(直球



で、更にロース1皿と野菜りを追加したんですが、豚と鳥もありました。特に豚に関しては種類豊富、豚足までありました。複数の部位にモツなども揃えてる店は結構ありますが、本業じゃないのに豚足まで置いてる店はかなり貴重かと。
事と次第…要は胃袋の許容量によっては、羊を楽しみつつSeason-4の炙り豚足の再現も可能なお店でした。また、何のかんのいってもクセの強い羊がNGでも豚での代替が可能で、また麺類も豊富だったんで菜食主義者でもなければ食うに困る事はないと思います。
バイパスにある有名処と違ってこのお店は駅前なんで、駅周辺に宿泊した場合は非常に便利です…が、火曜定休なのでご注意を。あとどっちが本店で支店か判りませんが、バイパスに同じ名前の店があります。
…私は 火 曜 定 休 に泣きましたorz



<<以下2日目に続く>>
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【2014/10/13 23:59 】 | 徘徊放浪履歴 | Comment(0)
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