えーと。
起きたらもう津軽海峡を越えてました(ぉぃ
「あと1時間も経たん内に函館に着くぞ」と車掌さんに叩き起こされ(ぇ、慌てて身支度。
夜はお腹いっぱいで結局残っちゃったみはしの餡蜜を食べつつ、撮影前の恒例行事である“機材の最終チェック”です。
窓から見た天気は上々だったんで、前日買った36枚撮りを装填しt……あ、あれ???
スイッチ入れても反応しない(||| ゚Д゚)
普段なら装填したフィルムを巻いてカウンターが表示されるのに、ウンともスンともいわない?
そもそもファインダーを覗いても、そこに見えるべき露出マーカーが表示されてない!?
こ、壊れ…否待て待て待て待て落ち着け!
も・もしかして、バッテリー切れ?
表示、出てる???(;゚Д゚)
(゚Д゚; ≡ ;゚Д゚)
…。
……。
………。
\(^o^)/
しかも予備で持ってきてた電池に差し替えても無反応=電池切れだったのが、これまた痛恨の大誤算でしたorz
そもそも自宅でのチェックを惰性で怠り、バッテリー切れに気付かないまま現地手前で気付くなんてン年振りという大失態です。
しかし、失態に頭を抱えて凹んでる場合じゃありません。とにかく電池を探す必要があります。でないと何の為に津軽海峡を超えたのか、某QBさん並に「わけがわからなく」なります(ぉ
適合種は何処にでもある単三電池とかじゃありません、リチウム電池のCR-2といって単三電池をちょん切ったようなちっこい電池です。リチウム電池なんで、ディスカウント店以外で入手すると1個700円とかします。
一昔前は何処のコンビニでも容易に入手できたんですが、昨今のデジカメ隆盛に伴い姿を消しつつあります。如何もヨドバシなどのカメラ専門店や、Joshinなど大き目の量販店でないと入手は難しいようで…。
いうまでもなく
CR-2は充電厳禁です(爆
何としてでも大沼公園に入る前に、新しいCR-2を2個入手する必要があります。本州から持ち出したPENTAX MZ-50は、本体にCR-2電池を2個詰めてやんないと動きません。
取り敢えずダメ元。函館本線の接続時間で発生した30分を使い、函館駅近隣のコンビニ3軒に走りまして…駅に一番近いサンクスで1個確保できました。
他は無かったし、制限時間内で回れそうで、尚且つ置いてそうな店の目星がつけられるのは駅周辺のみなんで、取り敢えず大沼公園まで出る事にしました。
実は観光地でもいわゆる景勝地だと、大量のデジカメ使いに混じってアナログ使いも出没するんで、置いてる事がある確率が高いんですが…。
…五稜郭駅前に聳え立つヤマダ電機を眺めつつ。
ああもうこりゃあ最悪の場合、翌日順延かなあ…と、ぼんやり朝靄煙る旅情豊かな田園風景を眺めながら電車に揺られる事暫し。
取り敢えず大沼公園に辿り着き、店が開くのを待ちまして。
最初に駅の待合室の売店が開いたんで、近所にコンビニか電池を扱ってそうなお店は無いかと訊いたら「コンビニは大沼まで戻らないと無い」との回答にorz
大沼まで戻るにしてもアシ=電車が無いんで、一先ず駅前の貸チャリ屋が開くのを待ち、開店準備中の貸しチャリ屋に吶喊。訊けば大沼までチャリで15分ほどとの事。
眉をひそめられましたが、15分程度なら余裕です。
借用手続を済ませて各種お勧めポイントを教えて貰い、同時に大沼までのルートを訊いていざ出陣。
往復30分ならロスにもなりませんよ(`・ω・´)
平坦な道を漕ぐと、先ず目に入ったのが教えて貰った7-11。
しかし、否、やはりというか置いてないとの事。
だからCR-123じゃないんだってば(ゝ'A`)ゝ
CR-123ってのは多いんですよ、しかしコイツはCR-2よりちょいと大きめなんでカメラに入らないんです。恐らくバッテリー切れを起こしたデジカメの緊急回避用なんでしょうけど(´・ω・`)
で、ふと見たらサンクスがある…と。
同系列ならもしやと思って物色したら、CR-123の後ろにぶら下がってました。しかも先に入手してたものと同社製品ヽ(゚∀゚)ノヒーハーwwwww
ありがとう本当にありがとうサークルKサンクス!><
と、いう訳で、函館駅前で入手したものと大沼で入手したものを籠めてやれば、じこじこ音を立ててフィルムを巻き始めたんで一先ず安堵。危機は脱しました。
来た道を戻って往復30分…計算どおりロスタイムは30分、というか撮影9時開始なら大勢に影響はありません。
気を取り直して作戦決行ですよ。
↓は今回廻ったルートの地図@縮小版
チャリをお借りしたお店で、サイクリングのナビとして頂戴したものです。
という訳で、改めまして“株式会社フレンドリーベア”様、その節は大変お世話になりました(平伏
可愛らしいマスコットや手書き風味の地図を台無しにしてる汚い書き込みは、撮影に関する位置情報などのメモです。
迷い様がないのに何だか酷くボロボロになってるのは、手帳に露出とシャッタースピードを書き込みつつ、ほぼ同時進行で地図にメモを書き込んでるからです。
何処で何枚切ったかとかが書いてありますが、何しろ距離感がいい加減なんで
厳密じゃない処か物凄い勢いでズレてます(爆
というか、手帳の撮影メモと照合掛ける前提での殴り書きなんで、
私以外解読不能かとw
そうそう行ける場所じゃないって事で、今回は電車など各種記録目的でおうちの人のLUMIXを
略だts…もとい、拝借しました。
という訳で、現場の光景を何時もよりも高画質なデジタルデータにて数枚晒してみるテスツ。
データには全て撮影時点で露出補正を入れてあります。飽くまでも位置確認情報として残したデータに過ぎないんで、細かい数値は取ってません(マテ
因みに撮影ポイントはフィルム判とほぼ同じ。
撮影時に若干露出補正を掛けたのと(マイナスに振ってます)、うpに当たってW)640*H)480→W)300*H)400に縮小。それ以外は無圧縮無加工。
人の顔を映した覚えが無いんででExif(撮影情報)も残しました。
最初の
狙撃地 ポイント
沿道の景色
ちょい離れた所
素材用です(ぉ
この界隈が一番見所とか。
こういう場所でカメラを持って撮影タイミング狙ってると、決まって“シャッター押してくれ攻撃”を喰らうんでちょい困惑。
あと折角なんで三脚使用の証拠写真も(ぉ

SILKの古いヤツです。
クソ重いんで鈍器転用可w(ヤメレ
流山温泉から駒ケ岳を狙ってみた訳だが…。

11時ともなれば流石にガスってしまいます。
うーむ、ちと残念(´・ω・`)
ほぼ折り返し地点
色合いが面白かった件
神社…の、向かい側(ぇ
で、実際撮ったデータを見て思ったんですが、やはりコンパクトデジカメは発色がイマイチだと思うんですよね。
同じデジカメでも、高画素数を売りにしてる一眼レフだとまた違うんでしょうが…何だか導入する気になれないんです。
だってデジカメって結局の処、性能の如何を問わず出力時の機材スペックに左右されちゃう。
その場では綺麗に撮れてても、吐き出し先のマシンでRAWデータが扱えなきゃ意味が無い。プリンターだって印刷会社なんかで使うような、高解像度対応型のプリンターを入れてこその高画素数。
CMKY+α程度のインクタンクじゃあ、データの発色を完全に再現するのは不可能事ですからね。
それにデータは結構簡単に事後補正が利いちゃうからなあw(ぉ
対してフィルムは飽くまでも失敗ありきの一期一会、それも一発勝負でやり直しが利かないからこそ面白いと思うんです。
…いかんいかん。
脱線し過ぎた(;^ω^)
話を戻して。
大沼駒ヶ岳神社でイヤホンを紛失し掛けるという心温まる間抜けっ振りを晒した後は(ぉ、ひたすら漕ぐ事を楽しみました。
撮影と入湯を含めたサイクリング時間は5時間。
流れる景色を収めようとすると動画録画仕様のデジカメなんかを籠に積んでおくと良いんでしょうけど、直截見るものとは違うかと。
匂いなんかに至ってはデータに残りませんからね。
駅前まで戻る頃にはちょいと身体が冷えてましたが、凄く心地よかったです。
遅めの昼ごはんはジンギスカン定食@“キッチンさわで夢屋”様。ここは最初から下調べし、決めてたお店です。
お店の“売り”が激辛ラーメンで、実は別店舗で精肉店と毛皮屋を営むという不思議なお店。
店内のTVから流れるミ○ネ屋にモヤッとしつつも、ジンギスカンそのものはとても美味しく戴きました。
そんなお店で見付けたネタ↓

ジンギスカン吹いちゃったじゃないかヽ(`Д´)ノ
お会計時にお願いして写メらせて戴きました。
尚、お店との関連性は不明です(ぉ
公園で予備の3+1枚を消化し、残り時間は公園をフラフラしつつデジカメで遊んでました。
デジカメはお気軽に遊ぶ分には実にお手軽です。
昔でいえば“使い捨てカメラ”、最近の感覚でいえば“携帯電話で写メ撮る”ような気軽さって処でしょうか。
カメコ魂剥き出しの本気モードで撮るには向かないけれど(何度もいうけど発色がダンチ、ちょっとした記録を気軽に収めるんだったら実に高性能な道具だと思います。
何しろ軽い!(・∀・)
だからデジカメを完全否定する気はない、というお話でした(苦笑
使ってるのはLUMIXだしMZ-50も解体済みだったんですが、やはりSILKの古い三脚でカメコと見抜かれたんでしょうか。
ここでもシャッター押してくれ攻撃orz
撮影時は邪魔になるメガネを外してるから、上手く照準が合わないんだよ…とはいえず。逃げるチャンスを逸したチキンはあわや人様のカメラを預かる事に。
随分重たいと思って機材を見たら、最近よく見掛ける液晶画面が無い。
ふぃ、フィルムで記念写真デスカ?(((( ;゚Д゚)))
押すだけって言われましても、渡された機材は本格的なんですががががががががががが。
後生だからカメコ相手だからって“シャッター押してくれ攻撃”は本当に勘弁してくださいって人種もいるんですorz
見えてますけど細かい部分は見えてないんです、というか自分自身まともに撮できんのに如何して人様を上手く写せると!?><
況してデジカメだって正直嫌なのに、撮り直しが利かないフィルムでの記念系依頼はマジ勘弁してくれぇえ('A`)
以上、フィルム使い故に口を突いて出るチキンカメコの本音でした(マテ
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おまけの小ネタ@惨段オチ
夕飯は色々悩んだ末、黒門横町で塩ラーメンと餃子を戴きました。
お店で流してたラジオから、取材対応という名の売り込みで、札幌の某美術館の副館長さんが出演されてまして。
サブカルごにょごにょという、まあ最近よくお見掛けするようになった類の企画なんだそうですが、不意に流れてきた
「関連イベントで会場にメイド喫茶を作ります」
という趣旨の宣伝文句を耳にした瞬間、私は丁度口に含んでたラーメンを吹きました(爆
今更いうのも如何かと思いますが…副館長さん、京都からわざわざ楽しみにしてきて食べてた私の塩ラーメンを返してくださいorz
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